これまで薬局や薬剤師に求めることを取り上げてきました。

信頼性やヒューマンスキルが高いほど良いですが、さらに今では小売業として利用客に対するサービスもいろいろ増えています。

 

どんなサービス

ひとつは処方薬の待ち時間を短縮するための工夫です。

 

待っている間に暇つぶしとして読み物を置いているところはよく見かけます。

この頃は、ハーブティーやコーヒーを楽しめるようにしていたり、マッサージチェアを設置していたりする薬局もあるんです。

高齢者の利用が多いところは、血圧計や骨密度計測器などを自由に使えるところもあります。

そして小さい子連れの方が多い地域では、キッズルームや授乳室まである薬局もあるそうです。

充実していますね。

 

聞くところによると、オンデマンドでビデオを上映しているところがあるそうです。

もちろん映画とかドラマではなく、医療に関するものらしいですが。

 

通常、待ち時間は10~20分くらいかかりますから、そのあいだに何かすることがあれば気が紛れます。

 

もっと早くならないのか

体調がすぐれない状態で来ている場合、なるべく待ちたくないのが本音です。

しかし物理的には極端に時間を縮めるのは難しいようです。

 

いつもと同じ薬を受け取る場合は手順が少ないので待ち時間は長くならないと思いますが、新規や単発の場合は長くなることが多いでしょう。

新規ならば、保険証の確認や患者情報の取得、アレルギー情報などいくつも行わなくてはならないことがあるからです。

 

いずれの場合も調剤する時間はかかってしまいます。

そこで、もし薬局を一ヶ所に固定していれば、そうした過程が省けるものが出てきますよね。

 

それらとは別の方法ですが、ある薬局では近くのクリニックと連携して、処方せん情報をオンラインで得られるようにしています。

クリニックでその薬局を利用することを伝えておけば情報が転送されて、患者が薬局に着くころには調剤がほぼ終わっているのです。

薬局での待ち時間はほんの数分ですみます。

 

別の記事で紹介したドライブスルー薬局もいいサービスの一つですね。

他の患者と接したくないときに助かります。

 

なかには、サロン風にして処方せんがなくても自由に出入りできるようにし、アロマ製品を自由に試せる薬局まであるそうですよ。

 

そこまでする薬局は稀でしょうが、サービスを良くして快適に過ごせるところをお気に入りに選ぶのも手かもしれませんね。

 

かつてであれば、近くの薬局は1~2軒ぐらいで選ぶ余地はなかったと思います。

それが現在では選択肢が非常に増えているため、選び放題の状況です。

 

あまりにも多いためか、一ヶ所に決めて利用することはしない方が多くなっているようです。

 

かかりつけに固定するメリット

そんな状況の中で、薬局を固定することは必要なのでしょうか。

どんなメリットがあるのでしょうか。

 

薬の情報を一元管理することで、飲み合わせのチェックをしたり他の薬局で処方された薬について覚えていたり説明したりする必要がなくなるため、固定するほうが良いと思います。

 

別の記事で書いたように、信頼できる薬剤師を見つけられれば、あまり知られたくないことでも相談しやすくなります。

でも、いろいろな薬局に分散していると信頼関係ができにくいので個人的に相談することはしなくなりがちです。

 

そうすると、この薬とあのサプリメントの飲み合わせにはどんな相互作用があるのか知る機会が減ってしまいます。

自分で判断するのはリスクが高くなりますから、是非とも避けたいところです。

 

薬剤師の資質

市販薬と処方薬の両方を扱っているところが多いですが、とにかく薬が売れればいいという姿勢の薬剤師なら避けたほうがいいでしょう。

 

以前、旅先のドラッグストアで市販の下痢止め薬を購入したことがあります。

 

そこの薬剤師から、いま下痢をしているのかどんな症状なのか尋ねられました。

旅の途中、もしもの時のために買おうとしただけだったので、どうしてそんな質問をするのか不思議でした。

 

いま考えればその薬剤師はちゃんと自分の役割を果たしていたのですね。

ただ売れればいいとは考えていなかったわけです。

 

場合によっては詳しく症状を聞いて、市販薬で済ませないで、病院に診てもらうようアドバイスしてくれる薬剤師もいます。紹介状まで書いてくれる方もいるそうですよ。

 

単に売るほうと買うほうの関係ではなく、本当に気遣ってくれていることがうれしいですし、そういう薬剤師ならこれからも来ようと思えるでしょう。

年齢が進んでくると体調が芳しくないことが多くなっていくものです。

そのため、ビタミン剤や栄養剤また「トクホ」など、いわゆるサプリメントを活用することが多くなっていくでしょう。

 

また、処方せんの必要がない一般的な医薬品(市販薬)もよく利用されます。

バファリンやコンタックのような風邪薬は有名ですね。

 

同時使用するとき

そうした日々の中で、何かの病気にかかり市販薬ではなく処方薬を服用することが出てくることもあるでしょう。

処方の際、薬剤師からは「処方薬を飲んでいる間は、ほかの服用はやめてください」と言われることがあります。

サプリメントとはいえ体に影響を及ぼす力を持っているわけで、処方薬の薬効とバッティングすることがあるからです。

 

組み合わせによっては、薬効を強めたり弱めたりする場合があります。

弱めるものなら効かないということですが、強める場合は危険です。

 

薬には必ず副作用があるので、強めるときにはそれも強く出てしまうことになります。

最悪の場合はショック状態に陥ることがあり、命に危険が及びます。

 

それで薬剤師は薬効の相互作用を防ぐために他の服用はやめるよう言うわけです。

 

知っていること知らないこと

薬剤師は市販薬やサプリメントについてどのくらい知っているのでしょうか。

どうやら薬効の相互作用についてはあまり知識がないようです。

取扱いの種類が多いドラッグストアの薬剤師なら詳しい場合もあるようですが。

 

ですから、飲み合わせて問題ないかを確認するのは基本的には自分しかいないということです。

ネットで確認する方法があります。

ナチュラルメディシンデータベース」という米国発の世界最大級のデータベースです。

その日本語サイトがこちらです。http://jahfic.or.jp/

 

有料会員にならないと閲覧できないのは難ありですが、健康食品やサプリメントの成分項目は1100以上収蔵されているということです。

しかも日本医師会や日本薬剤師会などの監修です。

 

薬剤師たちがここの提供情報を活用して、窓口相談や服薬の説明に活用してくれることを期待したいものです。

よく相談に応じてくれて、飲み合わせに詳しい薬剤師だと利用する側としても安心ですね。

自分のお気に入りの薬局を選ぶには、薬局の入りやすさやスタッフの質というポイントなどに注目することができます。

それらに加えて薬局の機能をもう少し詳しく調べる方法があるのをご存じでしょうか。

 

薬局のタイプ

そこがどんなタイプの薬局なのかを把握しておくことで、自分や家族のニーズに合っているかどうかを判断することができます。

 

現在の法律(薬事法)で、「薬局機能公表制度」というものが定められています。

この制度は、薬局に求められていることとして薬局の情報を都道府県に報告することになっています。

たとえば、東京都庁のホームページには「t-薬局いんふぉ」という情報提供ページがあります。

http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp

 

ここから自宅の近くの薬局を探すことができますし、その薬局がどんなことに対応できる機能があるのかネット上で調べることができます。

基本的な情報に加えて、障害者や外国語対応の状況、扱っている保険の種類、交通アクセス情報など、かなり詳しく見ることができます。

 

ネット環境がないて見られない方には、書面で情報を請求することができるようになっています。

これらの情報を上手に活用して、お気に入りの薬局を見つけることができるでしょう。

普段利用では、自分の行動圏内にある薬局を利用する方が多いと思いますが、近さだけではなく薬局としての機能・能力についても考えて選ぶことが大切です。

 

ぜひ活用しましょう

調べるまで私も知らなかったように、多くの方はこの情報提供システムを知らない場合が多いようです。

自分や家族が病気になった時や、在宅介護が必要になったときなどのために、前もってお気に入りというかかかりつけの薬局を決めておきましょう。

そうすればいざという時に慌てないで済みます。

 

もちろん、利用する薬局は自由に選べる時代ですから、気に入らなくなれば自由に変えることができますね。

 

薬局と言っても実は多種多様です。

どこでも同じだろうと考えずに、自分や家族に合ったところを探して、毎回同じところを利用するようにしましょう。

普段から薬局やドラッグストアを利用することが多い方は、薬剤師にも接する機会も多いことでしょう。

お気に入りの薬局だけではなく、お気に入りの薬剤師を探すというもの手かもしれません。

 

お気に入りの薬剤師

とはいっても、そうした思いで薬局を利用している方は少ないかもしれません。

 

別の記事でも書きましたが、できるだけ固定の薬局をいつも使うといいとされています。

患者の薬の履歴を一元管理できるからです。

それだけではなく患者と薬局または薬剤師との信頼関係を築くことができます。

 

じつは、薬を出すというのは一時的な付き合いなのではなく、患者のライフスタイル、体質、病歴、年齢などを総合的に把握して、新たに処方された薬が最適なものなのか、薬剤師は判断する立場にあるのです。

 

ですから、表面的なやり取りではなく、親身になって的確なアドバイスをしてくれる薬剤師を見つけることができれば本当に安心です。

 

理想の薬剤師イメージ

それには、人間としてのスキル(ヒューマンスキル)と、専門家としてのスキル(テクニカルスキル)の両方を備えている必要があります。

 

薬剤師は在学中にそれらのスキルを身に付けるべく学んできているようです。

その通りに実践していくことは易しいことではないと思いますが、近くにその条件に適っている薬剤師を見つけることができればありがたいですね。

 

ところで、薬剤師の視点で考えてみると、患者からみて信頼できる薬剤師になるかどうかは、そもそもいま働いている薬局が患者から信頼されているかどうかに影響される場合もあると思います。

信頼ある薬局は、患者応対が良いだけでなく、内部でも充実したスタッフ教育が施されているものです。

 

もしかしたら薬剤師の方もこの記事を見てくださっているかもしれませんが、もっと信頼され患者から良い評判の職場で働きたいという方に参考になりそうなサイトがありました。

そこのリンクを張っておきます。

薬剤師側から見た薬局の仕事と転職情報サイト

 

人と人との関わりですから、こちらのことを気にかけてくれて、親身になってくれる人にはいろいろと相談しやすいものです。

薬剤師はよろず相談のように、健康と薬についてであったり、家族の介護をしている人の相談相手であったりと、病院のお医者さんよりも気軽に相談しやすいかもしれませんね。

 

相談しやすいというのは、よく話を聞いてくれる人ということにもなります。

 

ヒューマンスキルとテクニカルスキルの両方が大事ですが、そのようなコミュニケーション能力のほうがより大事ですから、ヒューマンスキルを持っている薬剤師を見つけて信頼関係を築いていくことができればとてもいいですね。

どこの薬局でもほとんどは女性の薬剤師が働いている様子を目にします。

彼女たちの身繕いやヘアスタイルが気になったことはありますか。

 

私は気になるような身繕いを目にしたことはないですが、もしそういう方をいたらとても違和感を覚えると思います。

医師や看護師と同じように白衣を着ているからなのでしょうか。

 

さわやかに

薬局ですからやはり清潔感のあるスタッフをわたしたちは自然と求めますよね。

 

たとえば、洋服店や飲食店で店員の身だしなみがおろそかなところには寄り付かなくなるのと同じように、薬局でも同じですし、むしろさらに期待するのではないでしょうか。

薬は体内に取り入れるものだから清潔であることを求めますし、それを扱う人間にも清潔感を期待するのでしょう。

 

女性であれば、メイクは濃くならないようにしヘアカラーも控えめなほうが印象がよいですね。

もちろん男性なら顔のはしっかり剃っていてほしいですね。

お洒落の一環で香水やフレグランスを使うことが一般的になってきましたが、薬局ではなるべく無臭のほうがいいですね。

男性も女性もは短くまとめている人を多く見かけます。

髪の毛が落ちるのは飲食店と同じようにタブーですから、きっちり整えているのでしょう。

 

このように、来店する患者の感じ方を優先して不快感を与えないようにしているかどうかは、薬局選びには大きなポイントになります。

 

いい笑顔は大事

笑顔は大切にしてほしいですね。

ほとんどの場合、病院と同じで患者として訪ねているわけですから、温かく親切な応対をしてくれるとホッとします。

 

もし、無表情で機械的で最低限の応対をされたら、冷たく感じて余計に具合が悪くなりそうですし、次回は別のところにしようと思うことでしょう。

 

よく医者について言われることですが、患者は医者が温かく話を聞いてくれると、それだけで具合が良くなったように感じるものです。

薬局のスタッフも温かくしてくれるとさらに効果があると思います。

 

いつも、どのスタッフも明るい笑顔で迎えてくれるとまた行きたくなるものです。

薬局や薬剤師は、こちらが何の病気で薬を必要としているのか知っている、処方せんを見れば判るものと考えがちかもしれません。

 

でも、だいたい「どうされましたか?」と聞かれることがほとんどですね。

決まり文句のようなものかと思っていましたが、実は意味があって尋ねるのだそうです。

 

どうして尋ねるのか

これほどネットが発達した時代なのに、医師から病名の情報は伝わっていないのです。

薬剤師としても処方せんを見ただけでは、どんな病気や症状でその薬を必要としているのかは判断することはできないのです。

つまり推測するしかないのです。

 

風邪のような分かりやすい病気ならいいですが、疾病の種類自体はとても多いですし、「風邪」といっても重さも患部もいろいろですから、勝手に決めつけて薬を出すことはできません。

 

また、他の薬との飲み合わせ確認や、ジェネリック薬品に切り替え可能なのか、なども薬剤師は判断する必要があって、「どうされましたか?」とか「お医者様はなんと言っておられましたか」とか尋ねてきます。

ですから、嫌がらずに素直に答えておきましょう。

 

処方せんと病名

そもそも処方せんに病名を記載しておけばいいのではと思いますが、どうやらプライバシー保護のために医者側は記載しないのだそうです。

 

病名を答えるときには、周りの人に聞かれたくないことも多いですよね。

小声で言いたいときとかありますし。

薬局によっては、そんな患者の気持ちに配慮してカウンターに一人ずつの仕切りを設けて、安心して相談できるようにしているところもあります。

 

2016年から日本で「マイナンバー制度」が始まることになっています。

これはICカードを国民一人一人に持たせて、個人のいろいろな情報を1枚のカードに収められるようになります。

電子カルテも収めることができるようになります。

 

このカードを持って行って提示すれば、病院で記録した病名や検査の数値なども読み取れるようになります。

そうすると、薬局に行くたびに「どうされましたか?」と聞かれることはなくなります。

 

入店すると薬剤師がカウンターから挨拶の言葉をかけてくる薬局がほとんどだと思います。

 

挨拶の方法

でも「いらっしゃいませ」とは言わないのをご存じですか。

患者としては好きこのんで来たわけではなく、仕方なくやってきたことを薬局側で心得ているからです。

ほとんど場合、「おはようございます」「こんにちは」など普通のあいさつがなされるでしょう。

 

一方、まったく挨拶のない薬局もありますが、これは好感度が下がりますね。

スタッフはテキパキと働いているのですが、無表情で黙々とただ作業をしているのです。

患者としては挨拶されないより、されるほうが嬉しいものです。

 

このように挨拶という最低限のコミュニケーションがなされていない薬局は自然と避けていくことになりますね。

 

名前を呼ばれるのが普通

処方せん薬局では本人確認の意味もあり、処方せんに書かれている患者の名前で呼ぶのが普通です。

まったく呼ばないということはないはずです。

服薬を説明する場合は必ず「○○さんのお薬」のように名前を含めるでしょう。

もしまったく名前で呼ばれないようなら、その薬局も避けたほうがよいかもしれませんね。

 

患者と接するときや薬局を後にするとき、薬剤師はこちらに目線を合わせているでしょうか。

ろくにこちらを見ないで、ほとんど下を向いたままなのはNGでしょう。

 

患者様?

ちなみに、患者の呼び方については決まったものはないそうです。

一般のお店なら「お客様」で良いわけですが、薬局ではそうは言わないそうです。

たしかに言われたことはないと思います。

「患者様」と呼ぶところも多いですが、これは厚生労働省から国立病院への通達で「患者の姓名には『様』を付けて呼ぶのが望ましい」というのがあったからだそうです。

 

しかし、呼ばれるほうは違和感がありますよね。

自分は「患者」でいたいわけではないのに、それにさらに「様」を付けられる訳ですから。

 

薬局というのは接客をする店舗には変わりありませんから、コミュニケーションを十分にとって利用者を大事にするという、商いの基本原則は守らないとならないと思います。

 

くわえて、好きこのんでやってくるわけではない場所ということで、デリケートな気持ちを上手にくみ取ってくれることを利用する側としては求めていきたいですね。

入りやすい薬局とは

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普段の生活の中で、よく行くお店とほとんど入ったことがないお店とがあると思います。

それはお店の入りやすさが関係しているかもしれません。

 

薬局でも同じことが言えます。

 

昔のいわゆる薬屋さんのイメージというと、お店の正面に色あせたポスターが所狭しと貼ってあって、外から店内を見通すことはほとんどできないという感じではないでしょうか。

 

当時は薬局の件数が少なかったこともあり、入りやすいかどうかはあまり関係がなかったかもしれませんね。

しかし、現在のように選択肢が広がると大いに関係する要素ですね。

 

入りやすさの尺度

そこで働くスタッフの接客態度でも、また利用してみようと思うかどうかにかなり影響するものです。

 

北海道にバスターミナルのすぐ隣りで開いている薬局があるそうです。

立地的に利用しやすいだけでなく、笑顔を絶やさずテキパキと働いている薬剤師の姿が好感を呼び、利用する患者さんが増えたそうです。

 

出て行きやすいか

入りやすさの代表といえば、ドラッグストアの店舗でしょう。

それまでの“薬局”のイメージがガラッと変わりました。

 

間口の広い開放的な入口は入りやすく感じますね。

ポスターを最小限にして店先を広々と開けるスタイルで、入りやすいように工夫しています。

間口が広いということは、出ていきやすいとも感じるので、ちょっと覗いてみよう、入ってみようと思う人も当然多いでしょう。

安心感があるのですね。

さらに店先に商品を山積みにして賑やかさを演出しているところもありますね。

 

調剤室をガラス張りにしているところもよく見かけますね。

何を調合しているのかは分からなくても、さすがに変なことはしていないだろうという安心感がありますね。

 

交差点の角にあるドラッグストアも見かけますね。

角地なので車で出入りしやすく、利用しやすいなというイメージが持てるかもしれません。

 

これは便利

それがさらに進んで、最近はドライブスルーの薬局が増えています。

1号店は仙台で、その後地方を中心に全国に広がっています。

 

ファーストフード店と同じで、患者さんは車に乗ったまま受付で処方せんを渡して、次の投薬窓口で薬を受け取れます。

車から降りるのが大変な高齢者の方や、ケガをしている方、他の患者となるべく接触したくない方、また子供連れの方などはとくに助かりますね。

 

選択肢が広がるのは利用する側としてはうれしいですね。

入りやすいかという観点で賢く選びましょう。

医薬分業化のため、医療機関と調剤薬局は別々に運営するよう厚生労働省が推進しています。

そのため近年は至る所に「調剤」や「処方せん」といった看板を掲げる薬局がオープンするようになりました。

 

処方せんのゆくえ

ところで、医療機関を利用したとき、どこの薬局に処方箋を持っていきますか。

法律では患者の自由意思を尊重しなければならないことになっていて、医療機関ではどこの薬局を利用するように誘導できないことになっています。

 

しかし、患者の多くは“自由に選んだ”結果として医療機関のすぐ近くの薬局を利用する傾向が強いようです。

ある調査では、56%以上の患者さんが隣接する薬局へ処方せんを持って行っているとのことです。

 

理由を考えると

実は、日本で分業が始まってから40年ほど経ちますが、この数字から多くの方は利便性を優先して距離が近い隣りの薬局を利用していることが分ります。

 

他に考えられる理由は、別の薬局に行っても必要な処方薬を取り揃えていないのではないかと思っているからかもしれません。

その点、すぐ近くの薬局ならその病院や医院で処方する薬に特化して在庫があるだろう、と思いがちです。

それが転じて、そうでない薬局では在庫がないのでは、という思いがあるかもしれません。

 

しかし、実際は調剤薬局では全国の医療機関からの処方せんを受け付けていますし、処方内容のチェック、飲み合わせ、副作用のチェックなどを行います。

その情報はお薬手帳などに記載されることになっています。

 

ですから患者さんの服用歴は一ヶ所で一元的に管理する、つまりかかりつけの薬局を持つことが本当は安心だと言えます。

 

薬局側としてはそうした思いでいると思いますが、利用するわたしたち患者は視点が違うわけです。

医療機関の近くのほうが早く済ませられますし、もともと体調が悪くて来ていることが多いわけですから尚更ではないでしょうか。

 

このサイトでは利用者・患者の目線で、信頼できるお店、安心できる薬局を選ぶためのポイントについてつづっていきます。